昨年に引き続き、にっぽん城まつりに行ってきました。

本当は2日間両日ともに行きたかったのですが、昨年同様、1日しか予定が合わず、2日目の3月2日のみに行きました。
このイベントに参加するメリット
- 城の情報が手に入る
- 各城の武将隊に会える
- 限定御城印が手に入る
- 大御所の先生方のトークショーが聞ける
- 日本酒のコーナーがあり、お酒が飲める人なら各地区の日本酒を味わえる

アルコール全く受け付けない私は、残念ながら日本酒を楽しめないのです。
本記事では、にっぽん城まつり2025in名古屋の様子をレポートします。
武将隊のみなさん
私の目的は、ほぼ武将隊。
カメラを向けると、皆さん喜んで撮らしてくれました。
名古屋城おもてなし武将隊


入ってすぐ左側に名古屋城のブースがあり、名古屋おもてなし武将隊の踊舞さんが法螺貝を吹いたり、案内をしていました。
踊舞さんといえば、YouTubeやTikTokで歴史解説をしていることでも有名な方です。



いつも踊舞さんのTouTubeで、歴史の勉強をさせてもらっています。
踊舞さんだけでなく、前田慶次さんも様々なメディアで歴史解説をしています。
名古屋おもてなし武将隊からは、以下の方々が駆けつけてくれました。
- 太閤豊臣秀吉
- 前田利家
- 前田慶次
- 踊舞
- 十吾
名古屋おもてなし武将隊は演目数だけで50もあるのだとか。今回はその中の、長篠城の戦いをやってくれました。
岡崎城グレート家康公「葵」武将隊
岡崎城の武将隊は、歌って踊る武将隊。
岡崎城からは以下の武将様が駆けつけてくれました。
- 酒井忠次
- 井伊直政
- 服部半蔵



彦根城のひこにゃんと、井伊直政様がご対面したというXを見かけました。私はその場面を遭遇できなかったので、残念。
午後、岡崎城の季節限定桜御城印を購入された方に、時間交代制で武将直筆の日付を入れてくれるというサービスがありました。
- 13時~14時:服部半蔵
- 14時~15時:酒井忠次
- 15時~16時:井伊直政
購入しようかどうしようか迷いましたが、購入しちゃいました。
並ぶのが苦手な私は、服部半蔵様が担当する時間帯の終わりの方で購入しました。
私が半蔵様最後の客だったようで。ほぼ並ばずに購入できた上に、写真も撮らせてくれて、名刺もくれました。


皆さんサービス精神旺盛で、ファンにならないほうがおかしいくらいです。
みかわ武士の館の限定エコバッグで行ったのですが、武将隊のみなさんが気がついてくれて、



あれからもう1年も経ったのか
とちょっと感慨深げ。
大量にもらうパンフレットをいれるためには、丈夫な布袋、どうせ行くなら城の袋が良いなと思って、持っていきました。
岩崎城刀劇隊
岩崎城刀劇隊は、その名の通り岩崎城の戦いの劇を演じてくれます。
岩崎城は愛城投票の結果、見事1位に選ばれました。
この後講演予定の小田々哲夫先生と、壇上で一緒に記念撮影。


桑名城
桑名城の本多忠勝様は、あちこちのブースに出向いてくれるので、遭遇率が非常に高い!
しかもサービス精神旺盛なので、写真もいっぱい撮らせてくれます。


彦根城の井伊直政様と、岡山城のブースでポスターと同じポーズをとって、写真撮影サービスタイム。
また、ちびっ子武将隊の(小)本多忠勝と登壇を控えた小和田哲男先生といっしょに写真を撮ってくれました。
城愛ステージ
城愛ステージでは、武将隊の演舞もあれば城や歴史に関するトークショーも行われます。
土曜日と日曜日では登壇者が異なるため、本当は両方に参加したいところ。
三浦正幸先生トークショー


三浦正幸先生は東京大学工学部建築学科を卒業された建築学の専門家。
三浦先生が監修しているペーパークラフトファセットの模型を使って、建築学の視点から城について解説してくれました。
- 姫路城
- 広島城
- 岡崎城
の3基について、建築学的視点からつけたキャッチフレーズがとても面白く、興味をそそられました。
行き当たりばったりで造った最高傑作「姫路城」



1階と2階の窓の位置の辻褄が合わなくなって、大きな破風をつけることによって誤魔化しているんです。
その大きな破風も雨水の問題から傾斜がつけられており、その傾斜を有効活用するために鉄砲狭間が取り付けられているのだとか。
姫路城は左右対称のように見せかけて、全然対象ではありません。
ペーパークラフトの模型では、その鉄砲狭間まで再現されているそうです。


プライドで造った失敗作!時代の最先端「広島城」
- 5重5階と階層と屋根の数が一致している
- 破風がただの飾り破風
上記の2点について、



当時他の天守には見られず、かなり後の時代になって見られるようになった構造なんですよ。
という理由で時代の最先端をいっているということ。
なぜこんな事になってしまったのかというと、以下の2つの理由があるとのこと。
- 福島正則は城の構造についての知識があまりなかった
- 広島の大工たちは毛利家が支配していたという100万石のプライドがあった
大阪や京都の最新の天守についてよくわからないまま、「なんとなくこう」で建てた結果、時代の最先端を行く失敗作になったということでした。


見てくれ大事?の岡崎城
岡崎城についてはうろ覚えです。たぶん違います。



岡崎城の石垣は、見える場所にだけ施されています。
岡崎城の天守は一度消失しており、江戸時代に再建されました。
江戸時代は戦のない時代。天守構造のそれぞれの意味を本当に理解しているのかどうか、怪しい時代とも言えます。



田中吉政時代の天守より1.5倍大きくした結果、ちょっとおかしなことになっているところがあるんです。
天守の入口が、変なところにあるんです。


三浦先生のサイン会
登壇者の本を購入すると、登壇者によるサイン券をもらえます。
トークショー後、購入したサイン券を持って、サイン会場に並んでサインしてもらいます。
サイン券の裏側に自分の名前を書き、列に並びました。






小和田哲男先生のトークショー
さすがは人気者の小和田先生。



人気の小和田先生のサイン券はすぐに売り切れていました。
去年に引き続き、今年も小和田先生のサイン本はゲットならず。来年も挑戦します。


城郭と城というテーマでのトークショー。



伊豆に「江川酒」というものがありましてな。
現在は生産数が非常に少ないため、なかなか手に入らないお酒なのだそうです。
戦国の武将で酒豪といえば上杉謙信が有名ですが、北条氏から贈られてきた江川酒を飲んでいたのではないかと考えられるのだそう。
当時の越後は米どころではないため、お酒もあまり作られなかったと考えられています。越後が米どころになったのは、江戸時代の土木工事によるもの。戦国時代は、あまり米が取れるような場所ではありませんでした。
武田信玄は戦の時、お酒が体温を上げるという効果に着目し、兵士たちに酒を飲ませてから戦わせていたのだとか。



徳川家康が駿河を隠居地に選んだのは、米が美味しいからなんですよ
特が家康が駿河を隠居地に選んだ理由3つ。
- 子ども時代を過ごした地
- 温暖な気候
- 米が美味しい
「米が美味しい」=「酒がうまい」
はやや強引かもしれませんが、あながち間違ってはないかもしれません。
家康自身はお酒は嗜む程度に押さえているが、若い衆が楽しそうにお酒を飲むのを楽しんでいたと言われています。
今年の戦利品


- SNSフォローで〇〇プレゼント
- アンケートのお答えしてくれた方には、〇〇プレゼント
というものを積極的にもらってきました。
- 各城郭の案内パンフレット
- マスキングテープ(名古屋城)
- ハンドタオル(東浦町)
- 缶バッジ(刈谷城、岐阜)
- コッペパン(豊明市のアンケート)
- エコバッグ
- うちわ(桑名城)
- クリアファイル(勝幡城、安城市、岡崎城)
パンフレットを眺めながら、長期休暇に訪れたい城郭探訪プランを考えたいですね。



来年こそは、両日ともに参加できるように、スケジュール調整したいです。
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