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算木積
石垣の積み方の一つ。石垣の角の部分に使われる技法で、長方形に加工された石の長辺と短辺が交互に積み上げられることで、強度を高めている積み方で、下記のような特徴があります。 石材は長方形に加工され、長辺と短辺が交互に積み上げる 長辺と短辺の比... -
復元天守
過去に存在したが何らかの理由で失われた天守を、史料や遺構などを基にして元の姿や構造に可能な限り忠実に再建したものをいいます。復元作業には、歴史的な調査や研究が伴い、可能な限り正確な復元を目指しますが、現代の技術や材料を用いることもありま... -
復興天守
「復興天守」とは、かつて存在したが、戦争、自然災害、あるいは老朽化などで失われた天守を、後世になってから再建したものをいいます。 復興天守は、元の天守の設計を基に建てられることが多く、歴史的な価値や文化的な意義を現代に伝える目的で建造され... -
馬出
馬出の前に造られた小さな曲輪です。周囲を堀が囲み、左右に出入り口がありました。 以下のような役割を担っていました。 出撃拠点として:城内の兵士が迅速に出撃するための道と場所を提供し、城内にいる味方の兵からの援護を期待できました。 防御施設と... -
国人
国衆ともいいます。 鎌倉時代の地頭・御家人に相当。鎌倉時代の地頭が在地領主化し、国人領主とよばれるようになりました。自律的・自立的に領地を治めていました。守護大名の被官となっているものが多い。 自ら城を構え、土豪、地侍を従えていますが、国... -
櫓
櫓は、日本の城や要塞における防御構造の一部で、見張りや防衛のために建てられた塔のことを指します。高所から敵を見張る役割の他に「矢倉」「矢蔵」とも言うように倉庫としての役割もありました。 櫓は、城壁の上や城の敷地内の戦略的な位置に配置され、... -
曲輪
曲輪とは、城郭を構成する区画のことで、土塁や石垣、堀などで囲まれた平坦な土地を指します。郭(かく)とも表記されます。 日本の城郭建築における重要な概念で、城内の区分けされた防御空間や区域を指します。文字通りには「丸い場所」という意味ですが... -
虎口
虎口は、城郭における出入り口のことです。敵の侵入を防ぎ、城内を守るために重要な役割を果たしました。 防衛のために入り口を小さくつくったことから「小口」と記されていたものが、戦国時代に虎の字が当たられるようになりました。これはその箇所が非常... -
模擬天守
実際の歴史的な天守ではなく、後世になってから建造された天守風の建物のことを指します。天守がなかった城であるにも関わらず天守を建ててしまったり、城がないにも関わらず観光用に天守風の建物が建てられることもあります。 主に観光目的や地域振興、教...
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