全国各地の城には、地元を盛り上げるための観光PRを目的とした「おもてなし武将隊」が存在します。
岡崎城の葵武将隊は、会ってお話ができるご当地アイドル的な存在。
城主 城山塔子かくいう私も演舞を見て一目惚れし、以来の武将隊のファンです。
岡崎城のグレート家康公「葵」武将隊は2026年4月30日をもって結成15周年を迎え、5月4日には15周年記念イベントが行われました。
記念イベントでは、地元の学校とのコラボ演舞や特別企画が盛りだくさん。
各イベントでは、事前に整理券が配られます。



私は並んで待つことが大の苦手なので、いろいろと参加できずじまいになっています。
本記事では、15周年記念イベントの模様をご紹介します。
メインステージ:地元高校生との演劇・演舞のコラボレーション
三河武士のやかた前のメインステージでは、岡崎市内の高校・大学とコラボした演目が披露されました。
【午前】高校演劇部との殺陣パフォーマンス
岡崎高校演劇部、岡崎商業高校演劇部、人間環境大学付属岡崎高校の生徒たちが、家康様、忠勝様、康政様、半蔵様と殺陣を披露。
この日のために2ヶ月間にわたる練習を重ねたとのこと。愛知県きってのトップ進学校である岡崎高校の3年生の生徒たちは、定期テストや受験勉強で忙しい中、練習を重ねたとのこと。



とはいえ、運動部のインハイ地区予選がGW中に行われ、その大会を最後に3年生は部活動を引退することを考えると、タイミング的には同じか。
殺陣は斬る役よりも斬られる役の方が高度な技術を要するため、生徒たちの努力が光る演技でした。
高校生たちは砂埃にまみれながら、演じる時は真剣に、最後のダンスと挨拶はとても楽しそうな表情。
高校生たちのやりきったという満面の笑みと、青春している表情に、観ているこちらも嬉しくなりました。
【午後】ダンス部との華麗な共演
午後は、岡崎市内の高校とダンススクール、大学とのコラボレーションによる演舞が行われました。
岡崎商業高校ダンス部 × 直政様
直政様は、ダンサーで振付師の体を借りて現世に蘇っているというだけあって、キレのある舞を披露してくれました。直政様自身が考案した振り付けも含まれているそう。



ただね、動きが女性なんですよ。動きが気持ち悪いだなんて、言わないでよ。
振り付けは、高校生自身が考えてたもの。
女性の動きを男性の動きに変換すること無く、女性の動きのまま踊ることは意外と難しく、女子高生たちに動きのコツを教えてもらいながら練習したのだそうです。
元気いっぱいのダンスでした。
FunFunFunダンススタジオ × 忠次様
ズートピアをテーマにしたストーリー仕立ての演舞。キツネの耳と尻尾を付けてニックに扮した忠次様が、満面の笑みでちびっこたちと楽しそうに踊る姿が印象的でした。
敵役に扮するダンススクールの先生たちとのダンスでは、可愛らしいちびっこたちとのダンスとはまた違うかっこよさがあり、良いスパイスになっています。
子どもたちのレッスン日や都合などもあり、全員揃っての練習は一度もできておらず、全員揃ってのダンスは今日の本番が初めて。
全員揃っての練習が一度もできていないため不安だったそうですが、そんなことは微塵も感じさせない見事な演舞でした。
とても可愛らしいダンスでした。
岡崎大学岡崎短期大学ダンス部 × 家康様
NHK賞や文部科学大臣賞を受賞する強豪ダンス部がトリを飾りました。バレエのような華麗な動きから、ヒップホップ、可愛らしいコミカルものまで、幅広いジャンルのダンスを披露。
キレのあるダンスに驚き、ジャンルの振り幅にも驚き、ダンスの素晴らしさには「さすが」いうしかなく、見惚れてしまいました。
家康様とのコラボでは、大河ドラマ『どうする家康』のテーマソングに乗せた華麗な踊りと見事なリフトを披露。
コラボダンス2曲目では「ワッショイワッショイワッショイワッショイ」の元気な演舞で締めくくりました。
とても素敵なダンスでした。
サブステージ:参加型企画で武将たちと触れ合う


サブステージでは、武将隊クイズや忠勝との腕相撲対決など、参加型企画を実施。武将が体を張った企画が行われました。
参加者には岡崎名産のお菓子がプレゼントされました。
武将隊クイズには、「この榊原康政の写真は20◯◯年のもの」という超難問も。正解発表後に他の年の写真と比較しても見分けがつかず、長年のファンでも難しい内容でした。



SNSで事前公表されていた内容のものはチェックしていれば簡単でしたが、写真の問題は勘で答えるしかないですね。
グッズ&グルメ:キッチンカーとオリジナルステッカー


会場には20店舗のキッチンカーが出店。500円以上の購入で、武将隊オリジナルステッカーがプレゼントされました。
私は焼きそば(800円)を購入。「花より男子」な半蔵様ステッカーを獲得しました。
家族連れや友達と一緒に行けば数千円の出費になるので、何枚もステッカーを手に入れることができるかもしれません。私は一人で行った上に焼きそばだけでお腹いっぱいになってしまったので、1枚しか手に入れられていません。
周囲を見ると、推しとは違う武将が出た場合、その武将を推している友人と交換している姿が見られました。
フィナーレ:二の丸能楽堂での特別演舞
イベントの締めくくりは、二の丸能楽堂での15周年特別演舞。通常30分の演舞を拡大し、1時間に及ぶ演舞が披露されました。
事前に整理券を受け取った方は座席で見ることができますが、整理券を持っていない方は立ち見です。



並ぶことが苦手な私は、もちろん私は立ち見です。座れたら、もっといい絵が撮れたのでしょうけれどね。
途中で小雨が降り始め、中には退席して帰る人もいましたが、傘が必要になるほど大きくは崩れることはなかったので、最後まで観覧できました。
私の隣に立っていた井伊直政のうちわを持った女の子から、「直政様カッコいいよね!カッコいいよね!」なんて声をかけられながら見ていました。
「武将隊は好きだけど、その中で誰が推し武将なんだろうか」と思わず考え込んでしまいましたが、全員推しです。
演舞が終了し、武将隊が去ったあとは「アンコール」の大声援。
アンコールの声に応えて再登場した時は、陣羽織ではなく15周年記念Tシャツ姿。数曲を披露し、最後に写真撮影を行いました。
本来であれば陣羽織姿での写真撮影の予定だったそうですが、すっかり忘れてしまっていたため、Tシャツ姿での撮影会になってしまったとのこと。
15周年記念Tシャツは、要望が多ければネット販売するかもしれないとのことです。
おわりに:ファンクラブ始動
イベント終了後、公式サイトにてファンクラブ立ち上げの発表がありました。
15周年を迎えた葵武将隊の、さらなる活動に期待が高まりますね。



入会すべきかどうか、悩むな。














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